手間=愛着の公式

日中はまだまだ暑いですね…。秋が好きです。松田です。

今月2件目、浴室床のタイル張り替え工事です。
下地の状態。
既存の床(土間)はそのまま、下地材を塗って、その上にタイルを張ります。カウンターを新設します。
下地にボンドでタイルを張った状態。
目地を詰め乾燥を待つ状態。
工事日を除いて丸一日ほど乾燥させたら入浴できます。

床に使ったのはすべりにくい磁器タイル。
お年寄り、小さなお子様の入浴に安心感を与えてくれます。
壁によく使われる陶器のタイルと違うのは、
すべりにくいだけではなく、浴室では顕著になる、タイルがもつ『冷んやり感』も軽減してくれます。

先日も触れたお手入れに関しても、よごれが沈着すると取れにくいですが、こまめにお手入れすれば問題ありません。
目地のよごれも、目地の材質、色の多様化によって、カバーできる範囲が広がっています。

汚れにくい、変質しにくい、といっても、汚れない、変質しないと言うわけではもちろんありません。
そういう特徴のあるものでも、全くお手入れしなければ当然劣化は早まります。

お気に入りのもの、こだわりの素材を大事に使う。経年による変化とも手間ひまかけたお手入れで付き合っていく。
質の良い住まいと長く付き合うためには、取り入れたいスタンスですね。

印象的なのは、手入れや維持に手間のかかるお気に入りのものを実際お使いの方、「手間がかかって」とおっしゃるその顔が、決して嫌そうでも、うんざりもしていないことです。
アクセントにも。
タイルの守備範囲は広いです。

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